鍛冶屋とウォータースライダー

小さな悪魔 「目が!目がぁぁぁぁぁ~!」 ああ、目にゴミが入ったんですね、分かります。ウチの職場でも良くあるんですよね。 ハンドグラインダーや大型グラインダーなどの研磨機械もよく使うのでゴーグルなどの安全対策は必須です。 しかし、目に入るときは…

商品レビュー『角度自由自在』使ってみた!

鍛冶屋も歩けば棒に当たる 鋤簾の柄はよく折れるので柄の交換もよく行っています。その日も新しい柄に交換する仕事があったので柄を納めてある棚を空けてみると、おやおや、残り数本しかありません。 在庫が寂しくなったのでいつもの問屋さんに買いにいく事…

曲がった鋤簾の柄の直し方 

鍛冶屋のスチームボーイ 製造から販売まで全て自分でこなす瀧川鉄工所なのですが、さすがに柄は自分で作ることはできません。なので柄は問屋さんから仕入れています。 ある日、柄を届けてもらった時に柄の曲がり直しの話になった時の事です。 「さすがに鋤簾…

古い柄は人生を語る

O氏からの依頼 今回もO氏がらみのお話なので知らない方はコチラをどうぞ。 www.takitetu.com 以前、O氏のお宅に伺った時、大事そうに一冊の本をを持って来て私に見せてくれました。その本は農業の写真集で、農作業中の農家や農具の写真を専門に撮っている…

不器用な鍛冶屋2

鍛冶屋の無駄遣い いやぁ、近日中にまた挑戦するとかなんとか言ってはや数ヶ月。 www.takitetu.com いえいえ忘れていたわけじゃないんですよ。むしろいろいろ試していました。 飾り職人への道のりは遠く険しい・・・。 ビー玉です。焼き鳥みたいに串刺しにし…

簡単そうな物ほど難しい話

ここは瀧川鉄工所。広島県竹原市、その町外れにひっそりと佇む鍛冶屋です。 ここには農具について色んな悩みを抱えた方が訪れますが、今日は一体どんなお客さんがやってくるのでしょうか。 柄の付いた鉄の棒 おや、 これは一体なんでしょう? 座頭市の仕込み…

万能鍬を求めて

最近の農具事情 農業従事者の高齢化に伴い、昔は一日中鍬を振っていた方もだんだんと重い鍬が使えなくなってきます。 『もう鍬が使われんようになったわ』 そう言って寂しそうに笑うお客さんも少なくありません。それでも自分が使える軽い鍬を持って田畑に出…

チョウナ(薪割り斧)の柄の差し方

古いチョウナの修理 今回修理するのはこのチョウナ。我が家ではチョウノって言ってますけど。 どうやらチョウナの方が大勢のようです。この古いチョウナが納屋から出てきたので薪割りに使えるようにして欲しいというのが今回の依頼です。 チョウナにも色々と…