鍬や柄の管理
鍛冶屋のスチームボーイ 製造から販売まで全て自分でこなす瀧川鉄工所なのですが、さすがに柄は自分で作ることはできません。なので柄は問屋さんから仕入れています。 ある日、柄を届けてもらった時に柄の曲がり直しの話になった時の事です。 「さすがに鋤簾…
なぜ鋤簾の柄は緩むのか? 鋤簾は長く使っているとガタガタ動くようになる事があります。ボルトが緩んでいるだけなら締めればいいのですが、ボルトがきっちり締まっているにもかかわらずガタガタする・・・。そうなると力が入らなくなり、使いにくい鍬になり…
使っていた鍬の柄が折れた! 気持ちよく農作業していたら『ポキン』と柄が折れてしまいました。これでは仕事にならないので、すぐに柄をつけないといけません。 ですが、その前にこの折れた柄を抜かないといけません。しかし、コレが一番やっかいな作業なん…
鍬と柄の因果関係 お客さんから、『この鍬昔から使よーるけどみやすいんよ。(広島弁で使いやすいの意)』と言って見せてもらった鍬には必ずいい具合に仕上がった柄がついています。何年も何年も使って握りこんだ柄は絶妙な握り心地になっています。私は一度…
鍬が曲がってしまった! よくあることです、畑や田んぼには石やら根っこやらいろいろ埋まっています。 あ、石がある!あ、根っこがある!と見つけてしまうと分かっていても手に持ってるもので処理しようとしてしまいます。それが、四つ鍬とか板鍬だと悲劇が…
鍬の柄が曲がっている場合 ウチは鍬の鍛冶屋なのでやはり年間結構な数の鍬の柄を消費します。 なのでそれなりの数を仕入れます。するとだいたい何本かの柄に曲がりがありますが、 これは当たり前のことです、木は生きているのですから! こうやって柄をにら…
鍬の手入れはどうしたらいいの? よくお客さんにこう聞かれます。そんなときいつも自分はこう答えます。 『まず、使ってください。そして、使った後は洗って掛けておいてください。』 皆さん疑問に思っているみたいですね、もう何度言ったか覚えていません。…
はじめに いつもは使いやすい鍬なのに今日は鍬を使っていると何だか力が入らない・・・よく見ると鍬の柄差し部分と柄の部分に隙間が出来て鍬がガタガタしてるじゃないですか。これではどんな良い鍬でも使い物になりません。では、どうすればいいか? はじめ…