またまたO氏登場
このブログ常連のO氏・・・まあ岡田さんなんですけどね(アッサリ
その筋では有名な、知る人ぞ知る・・・そうあの岡田氏なのです。
今回は内容の都合上名前ださせていただきますよ(了承済)。
農業の枠を越えていろいろな活動をされている岡田氏、
農業をする時間が足りない!と嘆かれるほどに精力的に活動されています。
私もその全容を知りませんけど。
今回もまた、予想もしなかった方向からやってきました・・・。
かじやとポエム
それは岡田氏からの一本の電話。
内容は鍛冶屋の仕事風景を見学したいという話でした。
詳しく聞いてみると、
岡田氏の小芋畑の一年を物語にした絵本が出来るそうで、
ん?
えほん?
絵本!?
うん、驚きませんよ、多方面に渡って多くの人脈がある岡田氏、
何があっても不思議はないです。(慣れ)
話は戻って
そして、絵本作家の方々と打ち合わせの際に、
畑で使われている鍬が鍛冶屋で修理された鍬だという話に及んだ時、
その仕事風景を見学したいという事になったみたいなのです。
鍬の修理のついでに見て帰るお客さんは沢山いましたが、
改まって見学を申し込まれるのは初めてなので逆に緊張してしまいますね。
そして当日
岡田氏の紹介により見学に来られたのは、詩人の木坂涼さんと絵本作家のナカバンさん。もちろん岡田氏も同行されています。
農家や土建屋以外の人が来るのはいったい何年ぶりでしょうか。
せっかく来られたので出来るだけ鍛冶屋らしい仕事を見てもらおうと、
とにかく焼いて叩きます。
ベルトハンマーで鋼を叩きのばしたり、目の前でクサビを造ったり、
その間、質問に答えたりと、ちょっと観光鍛冶屋になった気分です。
そして、何故かついでに岡田氏の持参した鍬を直したり、
まあ、おかげでいろいろな作業工程を見せることが出来たのでよかったですけどね。
そんなこんなで2時間程があっという間に過ぎ、見学も無事終了となりました。
岡田氏が上手に進行役をしてくれたので助かりましたよ。
作品作りの参考になれば良いですね。
いい絵本が出来て、
それを小さな子供が開いて、
あるページの片隅に私に似た鍛冶屋がいたならば、
それはとても幸せな事かも知れません。
と、いつも小銭を追いかけている男はふと思いました(完)