コロナ禍において
令和2年になってコロナという流行病が世界を席巻するようになってから、社会の様相がめまぐるしく変化していきました。
緊急事態宣言、密を避ける為のソーシャルディスタンス、マスク警察・・・
今まで聞いて事の無い言葉が次から次へと飛び込んできます。
商売人も世の中のひずみに合わせて変化しなくては生きていけない時代がやってきました。
それはこの瀧川鉄工所も例外ではありません。
対面営業を基本としているので、この風潮はとても厳しいと言わざるを得ないですね。
そうして日々精進しているのですが、ちょっとした変化が起きていることに気が付きました。
郵送による修理の依頼
最近よくこのような荷物が届きます。
どれも大きさも形も違うものばかり。空けてみると、やっぱり予想どうり、鍬でございます。
これは左がタケノコ掘り鍬、右が開墾鍬です。よく使い込まれていますね。
どれも先代から使われていた鍬なので直して使いたいという依頼です。
このようにコロナ禍になってから県内県外を問わず、郵送による鍬の修理依頼が増えいます。
メールや電話のみのやりとりなので依頼主の意を汲むのに多少苦労しますが、いままでの経験即でなんとかこなしています。
はい!修理完了です。よく切れますよ~!
普段は使う人をイメージしながら仕上げていくのですが、このような相手が見えない場合は、電話のやりとりにおける声や話し方、メールの文面や行間から推し量っていくしかありません。対面の時より神経を使いますね。
そして、またがっちり梱包して送り返して完了です。
メールのやりとりだけでも問題ないですが、やはり直接お電話いただけるとより詳細な話ができるのでありがたいですね。